大工の道具って知ってる?

板橋区赤塚地域を中心に地域密着で工務店をやっております。マルサイホームの齋藤です!

前回の投稿から灼熱の夏が終わって秋もリニアモーターカー並みの速さで駆け抜けていき、冬になろうとしていますね。

 

毎度言っていますが、お久しぶりです!ようやくブログを書く時間が作れたので、書きます!!!

 

今回は 道具の手入れってむずかしいなーです

 

どうも、去年からこの建築業界に参上した若造です。未経験で入社した私に一番最初に任された使命は
「お前は、学校に行け」(碇ゲンドウ風に)でした。

「急にそんなこと言われてもわけわかんないですよ!」(碇シンジ風に)という気持ちになりましたが、いざ通ってみると同じように会社からの指示で行くように言われた方が多く、楽しく毎週行かせてもらっています。

そんな学校では何をやっているかというと、道具の使い方や設計、環境、設備、法規など多岐にわたり教えてもらっています。学ぶ量が多くていつも白目を向きながら先生の話を聞いています。

学校では手道具の作り方も教わります。現在は色々な電動工具を使って作業しますが、一昔前は全て手道具だけ!鑿(ノミ)鉋(カンナ)鋸(ノコギリ)玄能(げんのう)この4つで全ての家の材料を削り出して、家を建てていました。今考えると膨大な手間と時間が費やされています。

この手道具の手入れがすごく難しい!!!!!

特に鑿と鉋!研ぐといってもむやみやたらに砥石にこすりつけていれば、研げるものではなく、理想の角度として25~30度。さらに刃先が真っすぐなっていないといけません。角度が正しくないと刃がすぐに切れなくなってしまったり、刃こぼれしやすくなってしまいます。これがすごく難しいです!!わかりづらいと思うので、いい例えと言えば、、、

 

全く操作したことのない複雑な機械を取扱説明書なしに完璧に使えるようにしろ!と言われるくらい!そうエヴァンゲリオンのように!!

 

今はひたすら研いで直してを繰り返して腕を磨いています。学校で先生の道具を見せてもらうのですが、素晴らしい!芸術品です!!ルーブル美術館に飾りたいくらい!

私もあの域になるまで頑張ろうと思います。

今回はここまで!!また次回の更新いつになるかわからないですが、お楽しみに!!

では、また!!

正章